湿式剥離工法 PSリムーバーシステム

Flow

どの工程にも新しい発想と技術があふれています。
従来工法との違いをお見せします。

新工法 従来工法
剥離剤 中性の安全な剥離剤を新開発。

中性の剥離剤を新たに開発。
人体への負担は格段に軽減。

酸性の剥離剤と有機溶剤が、
作業員の健康障害の原因に。

塗布 新塗布システム「ふわあわ君」。
ムラがなく、垂れにくい。

専用エアレススプレーガンで、
塗布をしていきます。

ボルト廻りなどの複雑な部分にも、
ムラなくスピーディに塗布。

垂れにくいため、必要な厚みを
容易にキープ可能。

刷毛やローラーでの塗布は、
大きな労力と時間が必要。

複雑な個所は、塗布が困難。
液が垂れて、効力も半減。

重ね塗りをしても、必要な
厚みを達成することは困難。

塗布後、ローラーで塗った
個所の厚みを測っているところ
ラッピング 塗布後はラッピングし、
有効成分の効果的な浸透を待ちます。

剥離剤が垂れにくいため、
ラッピングの効果も大。

剥離剤が垂れてしまい
ラッピングを活かせない。

剥離 「洗浄剥離工法」で、安全・スピーディかつ美しく剥離。

高圧洗浄ガンで水を吹き付け
塗膜を剥離していきます。

使うのは水のみ。剥離剤の
ばく露による危険性も低減。

場所や形状を選ばずに洗浄
剥離作業をスイスイと進行。

電動サンダーやスクレーパー
を使い剥離していきます。

ボルト周りはワイヤーブラシで
特に労力を要します。

基材の亜鉛メッキにダメージ
を与えてしまうことも。

凝集・ろ過 まったく新しい発想の凝集・ろ過システムを実現。

洗浄の際に流れ出る廃水を、
廃水処理ユニットで回収。

塗膜片は、洗浄廃水として、
シートの上部に。

廃水は集水用配管を伝って
下層へと流れ凝集ろ過槽へ。

凝集ろ過槽に、新開発の
凝集剤をふるい入れます。

廃水を攪拌すると凝集開始。
剥離片と有害物質を凝集、ろ過。

鉛やクロムを除去した
ろ過水は排水基準をクリア。

(左:濾過前、右:ろ過後)

ろ過後の水はポンプで汲み上げ、
洗浄用水としての再利用を目指します。

電動サンダーなどによる剥離で、塗膜片が飛散することは、作業員の有害物質中毒や、引火による火災・爆発の原因になっています。
飛び散った塗膜片を回収するには、多大な労力をかかります。
また、使用した養生シートや防護服は、粉塵や有害物質を含むため、厳重に管理して廃棄することが必要です。
また、その廃棄する量も膨大で、多くの処理費用がかかります。