中性の剥離剤を新たに開発。
人体への負担は格段に軽減。
酸性の剥離剤と有機溶剤が、
作業員の健康障害の原因に。
専用エアレススプレーガンで、
塗布をしていきます。
ボルト廻りなどの複雑な部分にも、
ムラなくスピーディに塗布。
垂れにくいため、必要な厚みを
容易にキープ可能。
刷毛やローラーでの塗布は、
大きな労力と時間が必要。
複雑な個所は、塗布が困難。
液が垂れて、効力も半減。
重ね塗りをしても、必要な
厚みを達成することは困難。
剥離剤が垂れにくいため、
ラッピングの効果も大。
剥離剤が垂れてしまい
ラッピングを活かせない。
高圧洗浄ガンで水を吹き付け
塗膜を剥離していきます。
使うのは水のみ。剥離剤の
ばく露による危険性も低減。
場所や形状を選ばずに洗浄
剥離作業をスイスイと進行。
電動サンダーやスクレーパー
を使い剥離していきます。
ボルト周りはワイヤーブラシで
特に労力を要します。
基材の亜鉛メッキにダメージ
を与えてしまうことも。
洗浄の際に流れ出る廃水を、
廃水処理ユニットで回収。
塗膜片は、洗浄廃水として、
シートの上部に。
廃水は集水用配管を伝って
下層へと流れ凝集ろ過槽へ。
凝集ろ過槽に、新開発の
凝集剤をふるい入れます。
廃水を攪拌すると凝集開始。
剥離片と有害物質を凝集、ろ過。
鉛やクロムを除去した
ろ過水は排水基準をクリア。
ろ過後の水はポンプで汲み上げ、
洗浄用水としての再利用を目指します。